井戸掘り仕組み

井戸堀トラブル

 循環ガイド管の設置   井戸堀は深く掘れば掘るほど大きな水圧が必要です。大きな水圧がかかったとき掘削抗のとこかが塞がれて入れば水は弱い地盤の方へ流れます。
長野市長沼の現場報告です。
順調に掘り進んで粘土層を20mくらい彫りました。粘土の塊が地上にコロコロ上がってくるようになりました。そのうちにビットの回りをドーナッツ状になって上がって来て 塩ビ管を塞いでしまいました。このとき手で粘土を取り除く作業をしていましたが、ポンプを回したままだったので、塩ビ管の横から水が噴出しました。これで水の循環はストップ。
結局、管を掘り出して下図のように塩ビ管を設置し直しました。またセメントを流して冬なので3日掘削を中止。完全にセメントが固まるのを待ちます。




 このトラブルの対処方法は循環ガイド塩ビ管を右図のように設置し、塩ビ管は硬い層まで埋める。特に農地、埋立地は表土がゆるいので注意。